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読書感想文の書き方教えます(2) テーマと構成はどうすれば?

読書感想文の書き方、わかって書いていますか?
今回は、特にテーマと構成に絞って書き方をアドバイスします。高校生や、高校生でない人も、参考にしてみてください。

テーマの選定


1.作品そのもののテーマ
 まず文章を書く時は、テーマを考えましょう。テーマがない文章は、焦点がずれてしまします。
 そして読書感想文は感想文なので、まずは読んだ作品のテーマを考えてみましょう。例えば、アンネの日記です。アンネの日記の作者のアンネ・フランクは、咳一つできない薄暗がりの隠れ家で、どんな願いを持って日記を書きしたためたのでしょうか。想像してみてください。読書感想文でまず大切になるのは、作品を書いている作者・著者が、どんなテーマを持って、何を伝えたくてその本を書いたかです。

2.あなた自身のテーマ
 次に大切になるのは、あなた自身のテーマです。
 あなたがアンネの日記を読もうと思ったきっかけ・理由は何で、実際に読んで何を感じたかがあなたのテーマになります。それは平和への希求かも知れないし、差別は良くないという正義感かも知れません。作品を読んで、あなたの気持ちは変わりましたか。変わりませんか。その辺りがテーマへのヒントになります。書籍を読んでみてあなたが何を感じたのか、それがあなたのテーマです。
 作品そのもののテーマと、あなたのテーマ。
 それは同じではないはずです。そして読感文では、同じではないこの二つのテーマが、同じくらいに重要です。
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読書感想文の構成


1.起承転結を考える
 文章の構成でよく言われるのが、起承転結です。
 起で事の起こり、事実や出来事を述べます。承でそれを引き継いで、説明したり展開したりします。転では関係ないところから別の事柄を持ってきたり、一つの山場を作ります。結で全体を関連付けてまとめたり、起承転により引き起こされた結果を示します。
 こんな風に色々書かれても分かりにくいとは思いますが、言ってしまえば4コマ漫画の手法です。
 よく言われる――という事は、この手法で書くととても文章が分かりやすいという事です。
 そして高校生のみなさんの文章なら、読書感想文を読む人に「こいつ、解っているな」と思わせることができます。
 みなさんが大学生になり、社会人になると、嫌というほどこの形式の文章を書かされることになります。これは実は、小論文の書き方と同じなのです。序論・はじめにがあり、準備・背景があり、本論・本文があり、結語・まとめがあるのが小論文です。
 この書き方で書き慣れておくことは決して無駄にはなりませんので、思いつくままではなく、まずは起承転結で書く努力をしてみてください。

2.必ず入れたいキーワードを割り振る
 読書感想文で起承転結と言われても、どうしたらいいか解らない。
 文章を書きなれていなければ、きっとそう感じるでしょう。
 けれど文章を書こうとするとき、必ず書きたいキーワードが幾つかあると思います。まずはそれが起承転結の、どの部分にあたるのかを考えてみてください。極論すればそのキーワードをいかに解りやすく、インパクトを持たせ、印象深くするか――他の文章は、そのための飾りに過ぎません。
 必ず書き入れたいキーワード、それが、その文章のテーマになります。

3.一番簡単な読書感想文の書き方
 ここまでくれば、難なく読書感想文を書くことができるのではないかと思います。
 まだ難しい・わからないですか?
 仕方がありません。ならば、みなさんに一番簡単な読書感想文の書き方を伝授します。
 まずは起です。起では、どうしてその作品を読もうと思ったのか、その経緯を書いてください。何でもいいんです。読書感想文用に書くように指定された本の中で、一番薄かったから――なんて理由でも構いません。
 次は承です。承では最初に考えたはずの、その作品そのもののテーマを書いてください。想像してみたはずです、この作品は何を伝えようとしているのか――と。
 次は転です。転では次に考えたはずの、あなた自身のテーマを書いてください。あなたが作品を読んで感じたことを、それを、そのまま書けばいいのです。それは作品自体のテーマとは違っているはずです。作品そのもののテーマや、作者が言いたかったことが、あなたの気持ちとぴったり合致しているなら、素直にそう書けばいいのです。
 そして、結です。作品そのもののテーマとあなた自身のテーマが違っていたなら、何が違っていたのか、どう違っていたのか、どうして違っていたのかを考察してみてください。全く同じだったなら、それは何か、わかりやすい、できる限り短い、あなた自身の言葉でそれを言い表してみてください。
 これにて、読書感想文のできあがりです。
 読書はしても感想文を書く機会というのは、学生でもなければなかなかないので、これを参考に読書感想文を書いてみてくださいね。
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それでも書き方がわからないと言う人へ

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書き方がわからない・どうしたりいいのかわからない場合は、ダウンロードしまうのも手です。いかがでしょうか。
尚、当サイトの読書感想文はそのまま提出しても構いませんし、それに抵抗があると言うのなら、「参考にする」、という使い方もできます。ご自由にお使いください。
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