トップページ > 読書感想文のお役立ち情報一覧 > 読書感想文に使える言葉、便利な言葉/接続詞

読書感想文に使える言葉、便利な言葉/接続詞

読書感想文に使える、便利な言葉をお教えします!

便利な言葉

「考えさせられる」という言葉は便利です。思慮深く、本を読みこんでいる印象を与えます。その言葉単独で終わらせても良いですし、どういったところが考えさせられたのかを掘り下げていくと、原稿用紙も埋まっていきます。
「次の○点について、私はこう思いました。」と、あらかじめ数を宣言することもいいでしょう。○の数を決めてしまえば、後はそれに従って箇条書きの様に書けるからです。読感文は箇条書きは許されませんが、このように、箇条書きのようにするテクニックを使うと、書きやすくなります。
「~のではないか。」というと、断定を避けることができます。感想文は所詮学生が書いたものです。物事の心理について「~である。」「~ことは間違いない。」と断定してしまっては深みが出ません。あえて、疑問を残すことで、次の展開を進めやすくします。
「私の経験では、」も良い言葉です。これを書くと、その次に自分の経験を説明して、作品・書籍や登場人物に対して批評ができます。感想文とは関係のないことも自然に入れられる、「使える言葉」と言えそうです。 読書感想文の一覧を見てみる!

色々な接続詞

読書感想文を書いているうちに、自分が何を言いたかったのか分からなくなってしまった!
せっかく書き終わったのに、読み返すと支離滅裂の文章になっていた。
そんな経験はありませんか?
でも大丈夫。
文と文、言葉と言葉をつなぐ「接続詞」の使い方を見直すだけで、簡単に改善されます。

「だから」、「それで」、「ゆえに」、「そこで」、「そのため」、「したがって」、「よって」
などは、原因があって、その結果どうなったかを書くときによく使われる接続詞です。
作品で気になった出来事を選んで書くだけではあらすじや単なる抜書きになってしまいますが、続けて自分の感じたこと、自分ならどうするかなどにつなげて書くとよいでしょう。

「それなら」、「それでは」、「そうすると」、「そうしたら」、「だとすると」、「だとしたら」、「そうでないなら」
などは、結果を仮定して、どうなるか自分の考えをあらわすのによく使われる接続詞です。
自分なりの仮定することで、なぜ本文ではそうではなかったのか、そこに隠された意味を想像することが出来ます。

「しかし」、「ところが」、「だが」、「けれど」、「だけど」、「ところが」、「とは言うものの」、「ただ」
などは、反論したり、否定したりと対照的な考えのときによくつかわれる接続詞です。
作品中で自分の想像とは違う思いもよらぬ展開になった場面をあらわすときや、
自分ならこうする!などの意見を述べるときなどに使うと便利な接続詞です。

「つまり」、「要するに」、「いわば」、「すなわち」、「ちなみに」、「ただし」、「言いかえると」、「なぜなら」、「なお」
などは、読んで自分なりに感じたことや分かったことを、簡単にまとめて言い換えるときなどによく使われ接続詞です。
「つまり」や「要するに」は、単に言い換えるときに使いますが、
「いわば」などは、「例えれば」などのように自分なりの比喩を入れて続けることもできます。
「なお」や「ちなみに」は、本題とはあまり関係のない一文をいれるときに使います。

「むしろ」、「と言うより」、「と言うか」、「かわりに」、「そう」、「そのかわり」、「そうではなく」、「その反面」
などは、否定するときに使われる接続詞です。
その3で紹介した接続詞とよく似ていますが、
「そうではなく」などは、この後に、前述にかわる考えなどを書くことができます。

「さて」、「次に」、「ところで」、「それでは」、「それにしても」、「では」、「ときに」
などは、それまでの話しの流れを断って、
新しい話しを展開したいときによく使われる接続詞です。

「そして」、「それに」、「また」、「しかも」、「それから」、「その上」、「さらに」、「そればかりか」、「かつ」、「およびに」
などは、共通点や類似点を挙げたり、付け加えるときによく使われる接続詞です。
他にも、大切な一文を付け加えるときや、加えてダメ押ししたいときなどにも有効です。

「第一に」(以降、第~にと続く)、「一つ目に」(以降、~目にと続く)、「最初に/最後に」、「その後」
「まず」、「次に」、「さらに」
などは、事柄に順番をつけて並べるときに使われる接続詞です。
ただし、「まず」や「次に」や「さらに」などは、そのままの順番ではなく、
自分が重要だと思った順番で書きたいときにも使えます。

「こうして」、「このように」、「どのみち」、「いずれにしても」
などは、話しをまとめたり、結論を出す直前によく使われる接続詞です。
「どのみち」や「いずれにしても」は、選択に関わらず、結論に持ち込みたいときなどに使われることが多いようです。

主な接続詞を並べてみましたが、いかがでしたか?
順接型、逆説型、添加型、対比型、転換型、並列型、補足型、連鎖型など、
たくさんの接続詞があります。

あまりに接続詞を多用すると、読みづらい文章になってしまいますが、
接続詞を使わなかったり、減らしすぎたりすると、
一文が長くなり、やはり読みづらく分かりづらい文章になってしまいます。

前後の文章によって、どの接続詞を選択するのか、またどの場所に接続詞を入れると効果的かなどを工夫することで、よりよい感想文を書くことができます。
単に文と文、言葉と言葉をつなぐだけでなく、前後の文章や言葉との関係をよりよくあらわせるよう考えて、分かりやすく、読みやすい感想文になるように接続詞を活用したいですね。
読書感想文の一覧を見てみる!