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読書感想文のタイトル・題名はどう書くのが良いの?

「~を読んで」とすることが多いタイトル。それ以外にもある?

タイトル・題名は読書感想文の顔


■意外に重要な意味を持つタイトル

読書感想文のタイトルって意外と重要です。タイトルは読書感想文の顔でもあります。
今回は、「○○(本の名前)を読んで」とする以外のタイトルの付け方・書き方についてアドバイスします。

読書感想文のタイトルなんて、これまで意識したこともないという人が多いのではないでしょうか?
多くの感想文を見てきましたが、ほとんどの人が「○○(本の名前)を読んで」としていることからもわかります。

そこで、まずはじめに読書感想文におけるタイトルの重要性について考えてみましょう。
具体的な例を出して説明します。

高校生の間でも大ヒットした「桐島、部活やめるってよ 」(朝井 リョウ著 :集英社文庫)という本があります。皆さんの中でも、読んだ人は多いでしょう。読んだことが無くても大丈夫ですので以下の説明を聞いてください。
この本の読書感想文を書く場合、おそらく多くの人が『「桐島、部活やめるってよ 」を読んで』というタイトルにすると思います。
100人の高校生がいるとおそらく90パーセント以上はこのタイトルにすると言っていいでしょう。

では皆さんは、このタイトルを見て「この読書感想文を読んでみたい」と思うでしょうか?
せっかく感想文の内容がすばらしいものでも、全く同じタイトルがずらりと並んでいれば、魅力は半減します。
特に、この本のように同時期に同じ本を選ぶ生徒が多数いるような場合は特に影響が顕著です。

もちろん、読書感想文は本の感想を述べるものなので、本の名前をストレートに提示するというのは間違いではありません。でも、それはルールでもなんでもありません。
こう言うと「タイトルって工夫していいのですか?」と質問を受けるのですが、タイトルは自由に工夫していいのです。いえ、そうするべきなのです。なぜなら、タイトルからあなたの読書感想文は始まっており、「あなたの読書感想文」はあなただけのオリジナルなものだからです。
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良いタイトル、題名は感想文の内容を昇華する


■タイトルを考える3つのポイント

それでは、どのように題名をつければいいのでしょうか?
特別な才能やセンスなどは必要ありません。考え方のポイントを知るだけで横並びのタイトルから卒業できます。
3つのポイントを「桐島、部活やめるってよ」を例としてお伝えします。

① 本と自分を関連づける
読書感想文で取り上げる本は、自分にとって何らかの意味を持つものだと思います。
感想文の中でも本と自分の関連性はぜひ盛り込んでもらいたいですが、タイトルで表現するという方法もあります。

(例)
 ・「桐島、部活やめるってよ 」と私
 ・「桐島、部活やめるってよ 」が私に教えてくれたこと

② 読後感を素直に表現する
詳細な感想は本文に譲るとして「あなたはその本を読んでどう思ったのか」という感想を素直に、簡潔に表現してみましょう。
「感動した」だけでなく、負の感情でもいいのです。それがあなたの個性なのですから。

(例)
 ・人生最高の1冊となった「桐島、部活やめるってよ 」
 ・「桐島、部活やめるってよ 」なんて嫌いだ
 
③ 感想の核となる部分を抽出する
良い本であればあるほど、感想はどんどん溢れてくるでしょう。人生を変えうる1冊もあるかもしれません。
そんな中でも、最も印象的だったこと、考えさせられたことをタイトルに抽出してみましょう。

(例)
 ・「桐島」は僕だった
 ・僕は部活をやめないことに決めた

いかがでしょうか?
本の正式な名前はタイトルに入れても入れなくてもいいですが、読書感想文ですので、本の名前を表す言葉やニュアンスはどこかに入れておくのがいいでしょう。
ほかにもいろいろコツはありますが、これらのポイントがすべての基本です。まずはこの3つのポイントを踏まえて考えてみてください。
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■タイトルを工夫すると感想文も充実する?

実は、読書感想文のタイトルを練るのにはもう1ついい効果があるのです。それは、読書感想文の中身も並行して深く考えることができるということです。
タイトルとは、一言であなたの思いを表現するというものです。
したがって、良いタイトルをつけるには、しっかりと本を読まなくてはいけませんし、感想を具体的に言葉にしてみないといけません。
この作業を通して、本の感想も輪郭がしっかりしてくるのです。
つまり、良いタイトルは感想文の内容を昇華させてくれ、良い感想文がタイトルをより魅力的なものにしてくれるというわけです。

読書感想文のタイトルは「顔」であり、重要なものであるということはわかっていただけたでしょうか?
何となくタイトルを付けたり「「○○(本の名前)を読んで」という横並びのタイトルからは卒業して、あなたらしい、魅力的なタイトルをつけてみましょう。題名に凝ってみるとクオリティの高い感想文になるかもしれませんね。
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