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課題図書以外の読書感想文オススメ本!

推薦図書ではない、読感文にお薦めの本を紹介します。

はじめに

読書感想文にオススメの、課題図書以外の本や、書きやすい・適した本のご紹介です。

皆さんは読書感想文を書く時、何を考えますか。まずはどんな本を選ぼうかと悩みますよね。そこでまずはどんな本が人気なのか、推奨の本は何があるのか、本屋さんの店頭ポップやインターネットで「おすすめ本」と検索したりしますね。でも、いつも躓くのは選んだ本がなんかしっくりしなくて、無理して読んだは良いがその後どう書こうか考えても上手く浮かばず締め切りがせまり結局本の文章を抜書きして「面白かったです」とかいて辻褄を合わせることも多いのではないでしょうか。
それはそれで課題クリアってことで完了しても良いですが、後味が悪い人もいるでしょう。そんなあなたにお勧めの本選びをレクチャーします。

まず、なぜうまく書けないのでしょうか。それは、まず最初のアプローチが間違っているのです。人気の本や話題の本は面白いだろう、だから読んだら感動してスラスラ書けるだろうと考えますね。でも、まさにそこが問題です。他の人に面白い本が自分にとって良い本とは言えません。「そんなことは分っているよ。でも読む前から自分に合った本など見つからないし、色々読む時間もないし、取りあえずネットで探すんだ」という声が聞こえてきます。そもそもそう考えることが大きく間違っているのです。頭を180度回転させましょう。

読書感想文に使う本は「自分なら、どうなら書けるか」を考えてから選ぶ事が重要です。そう「書きやすい本」を選ぶこと。さらに、その感想文を読む人の琴線に触れる書き方が出来る「適した本」を選ぶことが必要です。これが合わさって読書感想文の必要十分条件が揃います。ここがポイントです。

「書きやすい本」と「適した本」とは

よく「推奨の本はこれ」と数十冊の本リストを並べられて、さあ立派な本だからどれでもいい本ですよ、さあ自分で選んで、と言われてもよく分らないですね。そこで、まずは分類しましょう。
本には、純文学小説、大衆小説などのフィクション。科学、医学、歴史などのノンフィクション。社会、評論、経済などのビジネス類、など多く有ります。図書館などでは数十種類にも分けられています。普通はそういうジャンルから選びます。しかしそれは単なるジャンル分けしただけですので実際の読書感想文には役に立ちません。発想の転換をして自分に合った分類をしましょう。簡単です。

分類1-「難しく読みにくい本」と「素直に読める本」

あなたならどちらの本を選びますか。「当然素直に読みやすい本がいいよ」と言う方も多いでしょう。しかし、読書感想文を書くというミッションを忘れてはなりません。
「素直に読める本」はするっと頭に入り分りやすく感動できますが「良い本でした」など、いかにも薄っぺらい感想で終ってしまいます。当然感想文を読んだ人も、「ふーん、そんな感じか」で終り印象に残りません。ちょっと違うことを書くと「それは見方が間違ってるよ」などと批判されることになる危険性も含まれています。
「難しい本」は理解するのに時間が掛かる、間違った解釈に落ち込む恐れがあるなど、デメリットが思い浮かびますが、逆に、難しいが故に一般的でもなく「なかなか難しいのをえらんだな」と少し基礎点があがります。また「そうか、そういう解釈もあるのか」と新たな視点に追加点も付くメリットがあります。

分類2-「定番の本」と「ちょっと珍しい本」

「定番の本」は評価がある程度固まっているのではずれが少なく、重点ポイントや内容の良否など書くべきところが分っています。また実際の感想文の事例も多く参考にしやすいというメリットがあります。しかし、定番ならではの難しさは書き尽された中で自分の視点を編み出す苦労があります。さらに本の名前を見ただけで「またこれか」と内容を事前に予測されて印象に残されにくい懸念があります。
「珍しい本」は感想文の読者も「これどんな話だろう」と興味が出てくるので、最初に書く概要もしっかり読んでくれますし、文字数稼ぎにもなります。また評価がまだ固まっておらず、良いも悪いもどちらを書いても感想文として成り立つ利点があります。

もう分りましたね、基本のおすすめは「難しい定番の本」で難しい本に挑んだ意気込みとその切り口の新鮮さを見せて感動させることができます。「すなおに読めるちょっと珍しい本」では感想文を読む人をその中身に引き込み、落しどころも素直に表現して共感を得ることができます。
それでもチャレンジしたい人は、「難しくて珍しい本」に挑戦しましょう。難解な解釈とユニークな意見でその斬新さを印象付けられます。また「定番で素直な本」をあえて選び、全く逆の解釈に踏み込みなかば強引に結論に引っ張ってみましょう。成功すれば最高ですね。

では、実際の書きかたも考えましょう。起承転結は基本守りましょう。奇をてらい過ぎると反感をかいます。ただし、少し捻りをいれて次を読みたくなるような構成にしましょう。以下事例です。

(起1)書き出し。もったいぶらず結論から先に書きましょう。最初のつかみは鉄則です。
  丸々がどのようによかった。 どこそこがキライだったが、そこが勉強になった。
  普通と違う結論が望ましい、えっなんで? と思わせ、次を読みたくなる。

(起2+承)少し具体的に展開する。その後も、ちょっとした文章の書きまわしで意見を入れて良い悪いをはっきり書く。
  ポイントを提示して細かい視点、するどい視点を印象つける。こいつは只者ではないと思わせる。

(転1)話を変える。ところでこの作者は。別のこの本では。最近の話だが。自分が昔経験したことだが。等々
    まったく関係のない話に持っていき、先がどうなるか考えさせる。深読みに誘う。
    ぜんぜん違う結論へミスリードさせる。叙述トリックで思い込ませる。推理物風。

(転2)また話を変える。この本の時代背景。そのときなにがあったか、背景をにおわせる。
    転1とは繋げない。謎を深めさせる。最後まで読ませる、逃げさせない。

(結1)伏線を回収して話のつながりをつける。
  転1の内容は、実は細かい点のこれこれのこのこと。だから意見が分かれる。私はこう思う。
  転2の時代背景は、この部分に反映されている。それで、こういう見方もできる。等
  これを数回、(多すぎない)繰り返す。くどくならないようにアッサリと書くのが良い。自慢げに書いては逆効果。

(結2)最後の結論
  だから、大きく良かったのはこれこれ、きらいなのはこれこれ(最初の結論へ納得させる)
  でも、全体として色々考えさせられて、硬軟両方、好き嫌い 意見が多様な内容。
  作者の人生が最高とは思わないが、凡庸ではないことが、この本で感じて沁みてくる。
  それが、自分にとって勉強になった。今後の人生の参考にしたい。礎にしたい。等 良い点、悪い点を冷静に並べ、そこから学ぶものを示す。
  最後は少し気取ったまとめ、用語や言い回しを辞書で調べ、読み手に余韻を残させる。

イチオシを教えます。

ではイチオシです。賛否両論あるとは思いますが、できるなら本屋さんで1ページ目だけ読んでみてください。その感触で上記分類に分けてみて選んで下さい。
 吉本隆明 『真贋』
 吉本隆明、糸井重里『悪人正機』
 蓮池薫  『拉致と決断』
 東野圭吾 『白夜行』
 岩城けい 『さようなら、オレンジ』 
長谷川 英祐 『働かないアリに意義がある』
 福岡 伸一 『生物と無生物のあいだ』
 山中 伸弥、緑 慎也『山中伸弥先生に、人生とiPS細胞について聞いてみた』
 日野原 重明 『生きかた上手』

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